クルマ ポルシェ

アラサー投資家、夢のポルシェを買う~第一話 契約編~

ポルシェ編の連載が始まります。いつもよりテンション高めでいきます。

 

私はCarWatchのTwitterをフォローしていて、2020年2月末、ある記事に目が止まった。

ポルシェ718ケイマン・ボクスター、6気筒エンジン復活ーーーそうか、718は全グレード4気筒ターボだったのか…

 

自動車業界に押し寄せる燃費規制の波…

欧州にはCAFE規制という燃費規制がある。メーカー平均で、走行1kmあたりの二酸化炭素(CO2)排出量を規制値以下に抑える必要があるというもので、未達成の場合メーカーが多額の罰金を支払わなければならない。

そのため燃費の悪い純ガソリンエンジン車を売ると、その分だけEVやハイブリッド車を売ってメーカー平均燃費を上げないとならないのだ。

 

ポルシェのようなスポーツカーを売りにしているメーカーでは純EVのタイカンやハイブリッドのカイエンなどを売って平均燃費を上げないと、純ガソリン車のスポーツカーを売ることができなくなってしまう。

911カレラはRRレイアウトとデザインを最新モデルでも色濃く引き継いでおり、今後もキープコンセプトで刷新されていくことが予想できる。すなわち他の車種はハイブリッドだったりEV化されていくことは必然の流れだ。

 

話を718に戻そう。今回私が注目した718ケイマンGTS4.04リッター6気筒水平対向自然吸気エンジンを搭載する。水平対向6気筒という完全バランスエンジンで、しかも自然吸気、最高のエンジンフィールが期待できるモデルだと思った。

今後このような車種は絶滅危惧種ーーーに違いない。

某国内自動車メーカー勤務の友人にこの話を振ってみた。「2シーターのスポーツカーなんて今買わなければ後は老後に乗るしかないぜ。」そのとおりだ。しかも30年後には電気自動車しか走っていないのでは?全自動運転が主流になっている可能性すらある。

 

とりあえず話だけでも聞いてみようと思い、自宅から30分程度のポルシェセンターに車を走らせた。最初は「今日はどんなご用件で?」と素っ気ない対応をされた。まあ当然だろう。冷やかしにしか見えない(実際冷やかしのつもりで来た)。こんな若造がポルシェだなんて。しかしGTS4.0というワードを口にすると営業マンの眼の色が変わった。気がした。とりあえず見積もりだけでも、と営業マンが乗り気になってきた。

車両本体価格だけで1000万円を超えている。オプションを付けるとざっくり1200万円の計算だ。今日決めてくれたら本来新車のオーダーは一切値引きしないのですが、コーティングをサービスしますよ。と言われたが、さすがに今日決められる人はいないだろう。とりあえず話だけでも聞けて良かったとディーラーを後にした。

その後オプションをどうするかなど妄想して、2週間後くらいにメールで見積もりの修正を頼んでみた。すぐに見積もりがメールで添付されて届き、「生産枠が少ないので、早めに申し込まないと手に入らなくなるかもしれませんよ。」と電話があったので、思わず「じゃあ、オーダーお願いします」と言ってしまった。電話を切った後に少し後悔した。値引き交渉すれば良かったなと。

…第一話はここまでになります。次回オーダーしたケイマンのオプションなどの詳細記事を書く予定です。乞うご期待!

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